こんにちは、オートパーツらぼのKAZUYAです。
毎日乗っている30系後期のアルファードでも、ドアが閉まるまで待つ時間や、バックするときのミラーの角度に、小さな不便を感じることはあると思います。動画で便利な操作を見かけて、自分の車でもできるのかな、と気になったあなたへ。部品を買い足す前に、もともと備わっている機能を見直してみませんか。
アルファード30系後期の裏技と呼ばれるものには、取扱説明書に載っている正規の機能もあります。ただし、後期なら全車で同じ操作ができるわけではありません。装備、生産時期、ガソリン車とハイブリッド車、ナビの種類で違いがあります。この記事では、電子キーやドア、運転席、エアコンの便利機能10項目を、使える条件と注意点を添えて紹介します。
- 30系後期で確認したい便利機能10項目の使い方
- 装備の有無と生産時期に合う取扱説明書の選び方
- 自分で操作できる機能と販売店で変更する設定の違い
- 設定が反映されないときの確認と元に戻す考え方

アルファード30系後期の裏技と使い方
まずは、普段の乗り降りや運転準備に役立つ機能から見ていきましょう。以下の操作例は、トヨタの2018年1月版アルファード・ガソリン車取扱説明書を基準にしています。後期全期間、全グレード、ハイブリッド車への一律適用ではありません。あなたの車の取扱説明書で同じ機能と操作が確認できることを、実行する前の条件にしてください。設定や操作確認は、安全な場所に停車して行ってください。
自分の車で使える機能を確認

裏技を探すとき、最初に確かめたいのは「30系後期」という呼び方より、あなたの車の仕様です。同じ後期でも、電動シートやミラーの装備、スイッチの形、ナビ画面が違うことがあります。上級グレードの動画で動いていた機能が、別のグレードに備わっているとは限らないんですね。見た目が似ているからという理由で操作を真似しないことが大切です。
車検証の型式、購入時の注文書や装備一覧、車内にある実際のスイッチを手掛かりにします。初度登録年月は参考になりますが、生産時期と必ず一致するわけではありません。適用される取扱説明書が分からなければ、車台番号を手元に用意してトヨタ販売店へ確認しましょう。アルファードの型式一覧と年式の見分け方も、世代を確かめる際の参考になります。
確認の順番は、機能名を探す、装着車の注記を読む、操作条件を読む、の3段階です。取扱説明書には、グレードやオプションで装備の有無がある機能に注記が付いています。そのページが載っていることと、あなたの車に付いていることは別。ここを飛ばすと、何度押しても反応せず、故障かなと迷ってしまいます。
| 確認すること | 見る場所と判断 |
|---|---|
| 車の仕様 | 車検証、装備一覧、販売店で生産時期と装備を確認 |
| 機能の有無 | 対応する取扱説明書の装着車の注記と実車のスイッチを確認 |
| 操作する条件 | 停車、Pレンジ、電源状態、ドア状態などを項目ごとに確認 |
| 変更する場所 | 通常の操作、車内の設定、販売店での設定変更を区別 |
以下で示すページ番号は、この2018年1月版の冊子に印字された番号です。PDFビューアーの通し番号とはずれる場合があります。正確な情報は公式サイトとあなたの車の取扱説明書をご確認ください。(出典:トヨタ『アルファード取扱説明書・2018年1月版』)
スマートキーの節電モード

1つ目は、電子キーの節電モードです。予備キーをしばらく使わないときなどに、電子キー側の電池の消耗を抑えるための機能として説明されています。車の燃費をよくする機能でも、車両のバッテリーを充電する機能でもありません。何の電池を節約するのかを分けて考えると分かりやすいですよ。
基準とした取扱説明書の179ページでは、電子キーの施錠ボタンを押しながら、解錠ボタンを2回押す操作です。キーのインジケーターが4回点滅することを確認します。解除するときは、電子キーのいずれかのボタンを押します。キーの絵柄を確かめ、施錠と解錠を逆に覚えないようにしてください。
節電モード中は、スマートエントリー&スタートシステムとウェルカムパワースライドドアを使用できません。使う前に、キーのいずれかのボタンで解除してください。設定したことを忘れると、キーの故障と勘違いしやすいところ。予備キーを使う家族にも、使う前にボタンを押して解除することを伝えておきましょう。ドアの予約機能を試す前にも、キーが節電中でないか確認します。
これは盗難を必ず防ぐ対策として紹介するものではありません。キーの保管場所や施錠確認とは別に、取扱説明書に従って使う便利機能です。すでに電池が消耗している場合、節電へ切り替えても電池の残量は回復しません。ボタンの反応が不安定なら、使用電池や交換方法を自車の説明書で確認するところから始めてください。
ドアの予約開閉と予約ロック

2つ目は、装着車のウェルカムパワースライドドアです。あらかじめ開ける側を予約し、電子キーを持って車へ近づいた際にスライドドアを自動で開けるための機能。荷物があるときの乗車準備に役立ちますが、予約する操作と、閉まる途中で施錠を予約する操作は別です。「予約」という言葉だけで混同しないようにしましょう。
153ページの例では、電子キーのSETボタンを長押しし、インジケーターが点滅している間に希望する側のパワースライドドアボタンを押します。約3秒間の点灯後に消灯することを確認します。予約の有効時間は約20分です。対応するキーや装備がない車で、別のボタンを組み合わせて代用できるという意味ではありません。
予約後は、全ドアが施錠されていることも作動条件です。施錠した直後の5秒以内は作動しません。予約した側の作動範囲に入ってからも待ち時間があり、基準の説明書では約2.5秒とされています。予約ができてもすぐ開くとは限らないので、設定内容を確認しましょう。
車に近づくとドアが動く機能なので、使う場所も考えてください。隣の車や壁、子ども、自転車が近い場所では、開く空間を十分に確保できません。人の乗り降りが多い場所で、予告なく開くことが困らないかも確認したいところです。キーを持つ人が安全を確認できる状況で使いましょう。
3つ目は、パワースライドドアの予約ロック機能です。156ページでは、他のドアが閉じていて、スライドドアが自動で閉まっている途中に、電子キーの施錠ボタンを押すなどして施錠を予約する使い方が説明されています。閉じ終わってから鍵をかける手間を減らす機能であって、半ドアのまま安全に放置する機能ではありません。
ここはぜひ覚えてほしいのですが、予約操作をしただけで、その場の施錠が完了したとは限りません。ドアが障害物などで止まれば、想定した結果にならないことがあります。最後まで閉じたことと、施錠できたことを確認してから離れてください。キーを車内に残さないことも大前提です。毎回の確認まで含めて、便利な操作と考えたいですね。
スマートキーで窓を開閉する
4つ目は、電子キーによるドアガラスの開閉です。暑い日に乗る前の換気などで便利ですが、最初からすべての車で使える設定とは限りません。基準の取扱説明書141ページでは、トヨタ販売店で設定変更が必要とされています。ボタンを長く押して反応しなくても、まず設定と対応の確認が必要です。
設定済みの対応車では、施錠ボタンの押し続けで閉め、解錠ボタンの押し続けで開ける操作が示されています。単に短く1回押すドアロック操作とは区別してください。また、リヤムーンルーフ装着車では連動する場合があるので、「窓だけを動かしたつもり」が別の開口部にも影響しないか、設定内容を販売店で確認しておくと安心です。
操作は、車と窓の周辺が直接見える場所で行いましょう。子どもや同乗者が窓に手を置いていないか、雨や雪が入らないか、車内の荷物が挟まれないかを確認します。離れた建物の中から見えないまま操作する使い方には向きません。挟み込み防止があるからといって、確認がいらなくなるわけではないんですね。
販売店には「キーで窓を開けたい」だけでなく、開閉の両方を有効にするのか、ムーンルーフも連動するのか、現在の設定は何かを聞いておきます。小さな子どもと使う車なら、誤操作しやすさも含めて必要性を考えてください。設定後は安全な場所で動きを確かめ、施錠時に窓がすべて閉じていることを目で確認しましょう。
リバース連動ミラーの角度
5つ目は、リバース連動ドアミラーの角度調整です。装着車では、後退時に鏡面を下向きにして、車両後方の下側を見やすくできます。縁石の位置を見たいときなどに役立ちますが、ミラーが動く機能の有無と、電動で鏡面を調整できることは同じではありません。自車にリバース連動があるかを先に確かめます。

253ページの説明では、ミラーの選択スイッチでLまたはRを選んだ状態でシフトをRにすると連動します。その状態で鏡面の角度を調整すると、次に使う際の下向き位置として記憶されます。逆に、LもRも選んでいない状態では連動を停止できます。「今日は下がらない」という場合、選択スイッチの位置が変わっているだけのこともあります。
角度の確認は、安全な場所に停車し、ブレーキを確実に保持して行ってください。設定画面を見るためにブレーキから足を離したり、後退中に細かな調整へ気を取られたりしないようにしましょう。自分だけで安全を確保できない場所なら、無理にその場で調整する必要はありません。駐車場所を変えてから落ち着いて確認するほうがよいですよ。
鏡面を下げすぎると、路面は見えても、横や後方の状況をつかみにくくなります。縁石を見る角度と、人や車を確認する視界の両方が必要です。カメラやミラーのどれか1つへ任せず、目視を含めて周囲を確認してください。記憶位置が合わないときは、取扱説明書の条件で再調整し、運転者が変わった際にも見え方を確認しましょう。
運転席の位置を登録して呼び出す

6つ目は、ドライビングポジションメモリーです。家族で運転を交代する車では、シートなどの位置を毎回合わせ直す負担を減らせます。これも装着車に限られる機能です。電動シートだから必ずメモリー付きとは考えず、SETと番号ボタンの有無や、自車の説明書にある対象装備を確認してください。
209ページの操作例では、シフトをPにしてエンジンスイッチをイグニッションONにし、運転に合う位置へ調整します。SETボタンを押しながら、または押したあと3秒以内に、1〜3のいずれかをブザーが鳴るまで押して登録します。どの番号を誰が使うかを決めてから登録すれば、家族の位置を上書きする行き違いを減らせます。
番号で呼び出すときも、シフトをPにしてイグニッションONにし、希望する番号ボタンをブザーが鳴るまで押します。シートなどが動く範囲を確認してから操作してください。登録する際のSETとの組み合わせと、呼び出す際の番号ボタンだけの操作を区別しましょう。
登録前に、ペダルへ無理なく足が届くか、ハンドルを操作しやすいか、ミラーで必要な範囲が見えるかを順に合わせましょう。楽に座れる位置と、安全に運転できる位置は必ずしも同じではありません。シートを動かすときは、後席の人の足、荷物、チャイルドシート周辺に干渉しないかも確認してください。
7つ目は、装着車のメモリーコール機能です。電子キーごとに、登録した運転位置を呼び出すための関連付けができます。211ページでは、設定する電子キーだけを携帯し、運転席ドアを閉め、PとイグニッションONの条件で希望するメモリーを呼び出します。その番号ボタンを押しながら、車内のドアロックスイッチを施錠側または解錠側へ、ブザーが鳴るまで操作する方法です。
複数の電子キーを同時に持っていると、どのキーを登録するかが曖昧になります。キー別に設定するときは1本ずつ行い、登録後の呼び出し条件も説明書で確かめてください。キーを交換した場合や、家族で共用する場合は特に注意したいところ。自動で動き始める機能なので、動く範囲に人や物がないことを確認して使いましょう。
◆KAZUYAのワンポイントアドバイス
私なら、家族の運転位置を登録するときは、まず番号だけで呼び出す使い方に慣れてからキーとの関連付けを考えます。どこが動くかを全員が分かっていることが大切。自動にできるからといって、最初から全部を自動にする必要はないですよ。
エアコンの反応と操作音を変える

8つ目と9つ目は、フロントエアコンのタッチ操作の反応速度と、タッチ操作音の調整です。タッチ式パネルを押したつもりなのに反応の感覚が合わないときや、音の有無を変えたいときに確認できます。冷房能力を上げる隠し設定ではなく、操作の感触を合わせる機能です。
基準の取扱説明書524ページでは、反応速度はAUTOとA/Cに同時に約3秒触れ続けると設定状態になります。助手席側の表示で01〜05を確認し、リヤウインドウデフォッガーボタンで切り替えます。01が速く、05が遅い設定です。このボタンは後ろの窓の曇りを取る熱線のボタンです。フロントガラスの曇り取りと押し間違えないよう、パネルの記号を説明書の図と照合してください。
希望する表示を選んだら、約5秒操作しないことで設定が完了します。番号を見ずに何回も押すのではなく、現在値を控え、1段階ずつ使い心地を確かめるとよいでしょう。反応が合わなくなったら、同じ設定へ入り直し、控えた値へ戻します。速度の設定を変えても、パネルの破損や故障を直すことはできません。
操作音は、AUTOと後席空調を選ぶREARボタンに同時に約3秒触れ続けて設定状態に入り、同じ後窓熱線のボタンでOn/OFFを切り替えます。こちらも約5秒操作せずに待ちます。どちらの設定でも、設定後にモニターが全点灯している間にエンジンスイッチをOFFにすると、設定が取り消されることがあるため、完了まで待ってください。
パネルの仕様が違う車には、そのまま当てはめられません。該当する説明が自車の取扱説明書にない場合は、似た位置のボタンで試さず販売店へ確認しましょう。また、この操作音はエアコンのタッチ操作に関するもの。車両の警告音や安全に関わる警報をまとめて消す機能ではありません。音を消したあとも、押した結果は表示で確認してください。
内外気切りかえの感度を調整

10個目は、AUTO内外気切りかえ機能の装着車で使う、排ガスセンサーの感度調整です。車外の排ガスを検知した際の内外気切りかえに関わる設定で、エアコン全体のAUTO運転とは別。基準の取扱説明書525ページの図で、車の絵とAUTO表示が付いた内外気切りかえボタンを確かめてください。
操作例では、この内外気AUTOのボタンを約3秒押して設定に入り、運転席側の温度調整ダイヤルで−3〜3の範囲を選びます。数字が小さいほど感度が低く、大きいほど高い設定です。希望する値にしたら、約5秒操作せずに待ちます。通常のAUTOボタンを押す手順と混同しないこと、対応するセンサーが装着されていることが条件です。
変える前の値を記録し、必要な場合だけ少しずつ調整しましょう。数字を端まで動かせば車内環境が必ずよくなる、という使い方ではありません。感度を変えても、すべての臭いや有害なガスを防げるわけではありませんし、内気循環を長く使えば曇りなど別の問題が出る場合もあります。ガラスが曇ったら、視界を確保する操作を優先してください。
車内でいつもと違う排気ガス臭がするなら、感度設定でごまかす場面ではありません。換気し、安全を確保したうえで点検を受けてください。車庫など換気の悪い場所でエンジンをかけたまま設定を試すことも避けます。便利な微調整と、異常への対応は分けて考えたいですね。
アルファード30系後期の裏技の注意点
便利な機能が見つかっても、動画と同じ操作を次々に試すと、どの設定を変えたのか分からなくなることがあります。ここからは、販売店での変更、隠しスイッチと呼ばれるもの、動かないときの確認を見ていきます。あなたの車で必要な機能だけを選べるようにしましょう。
販売店で変更する設定の見分け方

取扱説明書のカスタマイズ一覧には、機能、初期設定、変更後の内容、設定を変更できる場所が載っています。車内画面で選べるものと、トヨタ販売店で変更するものは分かれています。窓のワイヤレスリモコン連動のように、操作方法の説明があっても、利用を有効にする設定は販売店へ依頼する項目があるんですね。
一覧を見るときは、同じ行を横へ追って確認します。隣の項目に付いた丸印を見て、自分で変更できると勘違いしないようにしてください。車両の設定画面にその項目がないからといって、ナビの裏画面へ入る必要があるわけではありません。自車の対応と変更方法を確認するのが先です。
依頼する内容は、機能名、現在の動き、希望する動きの3点で伝えると話が進めやすいです。例えば「キーの解錠ボタンを押し続けて窓を開けたい。今はドアだけ解錠される」という形です。ムーンルーフなど連動する装備があれば、それも含めてどう変わるかを聞いておきましょう。
変更費用や予約の要否は、販売店や作業内容によります。「設定だけなら必ず無料」「点検時なら全部変更できる」と一律には言えません。入庫前に対応可否、費用、所要時間を確認してください。設定後に使いづらかった場合の戻し方まで聞いておくと、再相談の際にも迷いにくくなります。
隠しスイッチとナビの裏画面
アルファード30後期の隠しスイッチを探すときは、「知らなかった正規のスイッチ」と「点検用の操作」を分けて考えます。ドアの作動を停止するスイッチなどは、安全や使い方のために備わったものです。場所を見つけたからといって、常に切っておいたほうが便利という意味ではありません。
また、後期にはメーカーオプションのナビ、販売店オプションのナビ、ディスプレイオーディオ、交換された社外ナビなどがあり得ます。ある画面で使えた操作が別の機種でも通用するとは限りません。あなたの車の画面と、紹介されている画面の製品や仕様が一致するかを確認する必要があります。
ナビのサービスモードや点検用画面は、一般の便利設定と同じ感覚では扱えません。表示できることと、利用者が値を変更してよいことは別です。ここでは、未確認のボタン同時押しや、診断情報の消去、校正値の書き換えといった手順は紹介しません。通常の設定メニューにない変更が必要なら、製品の取扱説明書と販売店に確認してください。
エアコンで紹介した同時押しは、対象の取扱説明書にユーザー操作として載る設定です。「同時押しなら危険」「公式画面なら何を変えてもよい」という分け方ではなく、その機種の説明書に利用者向けの操作として示されているかで判断しましょう。走行中に操作できない画面を無理に使えるようにする話とは切り離して考えてください。
設定しても動かないときの確認

操作しても反応しないときは、まず装備の有無、作動条件、設定が完了したかを順に確認します。節電中の電子キー、LとRを選んでいないミラースイッチ、販売店設定が無効の窓連動など、故障以外でも動かない理由があります。いきなり部品交換や初期化へ進むより、条件を照合するほうが分かりやすいですよ。
ドアに関しては、周囲の障害物やドアの状態など、作動を妨げるものがないかを目で確認します。無理に押し引きしたり、挟み込み防止が働くかを手や物で試したりしないでください。異音、急な動き、半ドア、警告表示がある場合は、便利機能の設定とは別に点検が必要です。
バッテリーを外せばすべて元に戻る、という考え方も避けたいところです。別の機能に再設定が必要になる場合があり、原因が分からないまま情報を消してしまうことにもなります。復帰操作や初期設定は、自車の取扱説明書に指定された場面と方法だけで行ってください。分からなければ、今の状態を残して相談するのがよいと思います。
スライドドア自体が途中で止まる場合は、設定の便利さより、正常に開閉できるかの確認を先にします。詳しい原因の切り分けはアルファードのスライドドアが途中で止まる原因で解説しています。ここで紹介した予約機能を設定すれば故障が直る、ということではありません。
家族で使う設定と元に戻す手順
便利さの感じ方は、運転する人や乗る人で変わります。キーで窓が動くことが助かる人もいれば、子どもがキーに触れるため無効のままにしたい家庭もあります。シートが自動で動く機能も、後席の足元に荷物を置く使い方では注意が必要。使う場面を思い浮かべてから選ぶと、設定したあとに困りにくいです。
変更前は、現在の表示とスイッチの位置を写真に残すか、紙へ控えておきます。機能名、元の値、変更した値、確認日があれば十分です。一度に1項目を変え、安全な場所で結果を確認し、家族へ伝えてから次を検討します。これなら使いづらいと分かったとき、どの項目を戻せばよいか追いやすくなります。
節電モードはキーのボタンで解除できます。ミラーのリバース連動は、LもRも選ばない状態で停止できます。エアコンの反応や音、感度は、それぞれの設定へ入り直して元の値へ戻す考え方です。ただし、メモリー番号を上書きした場合は、以前の運転位置が自動で復元されるわけではありません。再調整して登録し直す必要があります。
販売店で変更した項目は、元の内容を伝えて戻せるか相談します。すべてを一括で初期状態へ戻すより、変えた項目を特定するほうが、他の人の使いやすい設定を保ちやすいでしょう。最終的な判断はトヨタ販売店などの専門家にご相談ください。純正機能を確かめても不便が残るときに、初めて用品の必要性を考えればよいかなと思います。
裏技のよくある質問(FAQ)
Q1. 30系後期なら、紹介された裏技はすべて使えますか?
A. すべて使えるとは限りません。装備、生産時期、ガソリン車とハイブリッド車、ナビやエアコンの仕様で異なります。この記事の操作例は2018年1月版のガソリン車取扱説明書を基準にしているため、自車に適用される説明書で機能と条件を確認してください。
Q2. スマートキーで窓を動かすには設定が必要ですか?
A. 基準の取扱説明書では、トヨタ販売店での設定変更が必要とされています。対応、現在の設定、ムーンルーフなど連動する装備を確認してください。有効な対応車でも、車と窓の周囲が見える場所で安全を確認して操作します。
Q3. 販売店でのカスタマイズは無料ですか?
A. 一律に無料とは言えません。販売店や作業内容で対応や費用が異なるため、機能名と希望する動きを伝え、対応可否、費用、予約の要否を事前に確認してください。変更後に元へ戻す方法も聞いておきましょう。
Q4. ナビの裏画面を出せば便利機能を増やせますか?
A. 裏画面を出せることと、便利機能を安全に追加できることは別です。ナビの製品や仕様によって操作は異なり、点検用の項目もあります。未確認の値変更や初期化は行わず、通常の設定と製品の取扱説明書を確認してください。
Q5. 設定しても動かない場合は故障ですか?
A. 装備の有無、作動条件、設定の完了状態によっても動かないことがあります。対応する説明書に沿って確認し、異音、警告表示、ドアの異常などがある場合は点検を依頼してください。原因が分からないままバッテリーを外して初期化することは避けましょう。
アルファード30系後期の裏技まとめ

アルファード30系後期の裏技を探すなら、まず取扱説明書にある便利機能を確認してみてください。電子キーの節電、ドアの予約、窓の連動、リバースミラー、運転位置の記憶、エアコンの操作感など、もともとの装備を使いこなすことで変わる不便があります。
大切なのは、あなたの車に付いているか、自分で変更できるか、販売店での設定が必要かを分けることです。別の年式や40系の操作を当てはめず、変更前の値を残し、1項目ずつ結果を確かめましょう。家族にとっても分かりやすい設定なら、毎日の使いやすさにつながりますよ。
- 操作前に装備と適用される取扱説明書を確認する
- 予約操作だけで施錠完了と判断しない
- 窓やシートが動く範囲を目で確かめる
- 設定と故障対処を分け、異常があれば点検を受ける


