こんにちは。オートパーツらぼ、運営者の「KAZUYA」です。
待望の新型が納車されて、愛車を前にワクワクしているあなた。Zグレードなどの標準仕様を選んだけれど、街ですれ違う最上位グレードの足元を見て、やっぱりあの特別なホイールを履かせたいとウズウズしているのではないでしょうか。
私も車好きの一人として、そのお気持ちは痛いほどよくわかります。そこで気になってくるのが、40 アルファード エグゼクティブラウンジ ホイール ディーラーでの取り扱いや対応の現実ですよね。
実際、足回りのカスタマイズを考えて40 アルファード エグゼクティブラウンジ ホイールサイズについて調べたり、究極の乗り心地を求めて40 アルファード エグゼクティブ ラウンジ ホイール 17 インチの情報を探している方は非常に多いんです。
アルファード 40系 エグゼクティブラウンジ ホイールの圧倒的な存在感に魅了され、まずは40 アルファード 純正 ホイール 値段や、アルファード エグゼクティブ ラウンジ 純正 ホイールの単体購入について調べるのは自然な流れかなと思います。
ただ、調べていくうちに色々な壁にぶつかり、40 アルファード ホイール ブログなどを読み漁って解決策を探している方もいるかもしれません。
というのも、以前の30 アルファード エグゼクティブラウンジ ホイールの時のように、簡単に40 アルファード ホイール流用ができると考えていると、思わぬ落とし穴があるからです。
迫力あるアルファード エグゼクティブラウンジ 19インチへの換装を夢見てディーラーに相談したものの、断られてしまったり、40 アルファード エグゼクティブラウンジ ホイール 値段の複雑な相場に頭を悩ませているあなたへ。
この記事では、現在の特殊な状況と、そこから導き出されるベストな選択肢について、徹底的に分かりやすく解説していきます。

40系アルファード最上位ホイール交換の難易度解説スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
・ディーラーが他グレードの純正ホイール交換を断る裏側のシステムと事情
・ネットオークション等で新車外しホイールが新品以上の価格で売れる謎
・安全かつ確実に憧れのエグゼクティブラウンジ仕様の足元を手に入れる具体策
40アルファードのエグゼクティブラウンジホイールに関するディーラー対応
まずは、なぜ新型アルファードのカスタマイズがこれほどまでに複雑化しているのか、そしてディーラーでの対応がなぜ厳しいものになっているのかという根幹の部分をお話ししていきましょう。
実は今回のフルモデルチェンジ、単なるデザイン変更ではなく、車の骨格から足回りまで、根本的な自動車工学のレベルで大きな変革が起きているんですよ。
・40系の厳格な締め付けトルク管理
・40系ホイールサイズと19インチの魅力
・エグゼクティブラウンジ用17インチの利点
・ディーラーで入庫拒否される構造的背景
30系からのホイール流用が不可能な理由
新型アルファードを手に入れたあなたにとって、一番ショックかもしれない事実からお伝えします。結論から言うと、先代の30系アルファードのホイールを40系に流用することは、物理的にも安全面でも絶対に不可能なんです。
「えっ、同じアルファードなのに?」と思うかもしれませんが、ここには明確な理由があります。
これまで国産ミニバンの多くは、ホイールを車体に取り付ける規格として「PCD114.3mm」「5穴」そして「M12×1.5のハブボルト」という長年の定番サイズを採用していました。30系にお乗りの方なら、この数字を見慣れているかもしれませんね。
しかし、今回の40系からは、この規格が根底から覆りました。なんと「PCD120mm」「5穴」へと大幅にサイズアップされたのです。さらに決定的なのが、ホイールを留めるボルトの太さです。
従来のM12(12mm)から、一回り太く屈強な「M14×1.5」へと大径化されています。穴の位置もボルトの太さも違うわけですから、旧型のホイールは車体にはめることすらできません。

30系と40系アルファードのPCD・ハブボルト規格比較スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
なお、先代の30系アルファードに関するホイール流用の基本や、旧規格におけるカスタマイズの注意点については、[30アルファード純正ホイール流用ガイド!サイズと注意点を解説]の記事で詳しくまとめていますので、30系オーナーの方はこちらも参考にしてみてください。
なぜ規格が大きく変わったのか?
最大の理由は「車体重量の増加」と「走行安定性の飛躍的な向上」です。M14という太いボルトを採用することで、強大なパワーと重量を受け止める力(せん断荷重や引張荷重)が劇的に上がっています。
これに加えて、トヨタの高級車戦略も関係しています。レクサスのLMやLSといった最上級セグメントとホイール締結の規格を共通化することで、世界基準の乗り味と部品の品質安定化を狙っているわけですね。
「PCD変換スペーサーを使えばいいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、それは絶対におすすめしません。40系は車両の総重量増加に伴い、タイヤやホイールに求められる耐荷重(ロードインデックス)の基準も厳しく引き上げられています。
基準を満たさない旧規格のホイールを無理やり装着すると、走行中に破損する危険性が極めて高くなります。安全なカーライフのためにも、古いカスタマイズの常識はここでスッパリと切り捨てましょう。

40系アルファードのホイール規格変更の理由解説スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
40系の厳格な締め付けトルク管理
ホイールを交換するついでに、車高調を入れたりダウンサスを組んだりして、足回りをトータルでかっこよくしたいと考えている方も多いですよね。
でも、ここでも40系特有の非常に高いハードルが待ち受けています。
それが、各部品に対する「極めて厳格な規定トルクの管理」です。
車いじりが好きな方ならご自身で作業したくなるかもしれませんが、40系のフロントサスペンション周りの分解整備は、もはやプロの領域に突入していると言っても過言ではありません。
足回りの主要なボルト・ナットには、それぞれに役割と掛かる応力に応じた緻密な「締め付けトルク(回して締める強さ)」が設定されています。参考までに、主な部位の規定トルクを見てみましょう。
| 整備部位・部品名 | 締結ボルト/ナット仕様 | 規定締め付けトルク (N.m) | 備考・技術的要件 |
|---|---|---|---|
| ブレーキホース取付部 | 14mm ボルト | 29 N.m | 流体圧力を担うラインの確実な保持 |
| アッパーマウント部 | 14mm ナット | 50 N.m | ストラット上部の車体側への固定 |
| スタビライザーリンク取付部 | 17mm ナット | 74 N.m | ロール剛性を司るリンク機構の締結 |
| ダンパーロア取付部 | 22mm ボルト・ナット | 290 N.m | サスペンション下部の最も負荷が掛かる主固定 |
【警告】ダンパーロア部の290 N.mという数値の異常さ
290 N.mというのは、一般的なDIY用の小さなトルクレンチでは到底測れない、凄まじい力です。
大型の専用工具と、車体を確実に保持するリフトなどの環境がなければ、絶対に適切な締め付けはできません。
ここが緩むと、走行中にタイヤの角度(キャンバー角)が狂い、最悪の場合はハンドルが利かなくなる大事故に繋がります。
さらに厄介なのが「スタビライザーリンク(通称スタビリンク)」の脱着です。これは車の横揺れを抑えるための部品で、常に強いテンション(引っ張る力)が掛かっています。
そのため、ナットを緩めてもネジ山がガッチリ噛み込んでしまい、なかなか外れてくれません。
プロの現場では、ロアアームを下からフロアジャッキで慎重に支え、ミリ単位でサスペンションを持ち上げて位置関係を調整し、テンションをふっと抜くという熟練の技を使います。
反対側を外す時はさらに強烈な負荷が掛かるため、ジャッキで5〜7センチほど持ち上げてスタビライザーを水平に近づけないと外せないんです。
もし社外品の調整式スタビリンクに交換する場合は、必ず左右両方の純正品を外してから作業しないと、物理的に取り付けできなくなるので要注意ですよ。
※数値はあくまで一般的な目安です。実際の作業時は、車両の個体差等もあるため、最新のメーカー発行の整備要領書を確認してください。
最終的な判断や作業は、必ず設備の整った専門業者にご相談されることを強く推奨します。

40系アルファード足回りのダンパーロア規定締め付けトルクスライド【オートパーツらぼ・イメージ】
40系ホイールサイズと19インチの魅力
少し難しい話が続きましたが、ここからはワクワクするデザインとサイズのお話です。
エグゼクティブラウンジの純正ホイールには、オーナーが求める車の方向性に合わせて、大きく分けて2つのサイズ設定が用意されています。
まずは、圧倒的な存在感を放つ「19インチ」の仕様から解説しますね。
エグゼクティブラウンジの19インチホイールは、まさにフラッグシップにふさわしいプレステージ性を表現するために作られています。
公式に発表されている詳細なスペックは以下の通りです(出典:トヨタ自動車『アルファード 主要諸元表』)。
- ホイールサイズ:19インチ
- リム幅:7.0J
- インセット(オフセット):+40
- ホール数/PCD:5穴 / 120
- 標準タイヤサイズ:225/55R19
この19インチ最大の魅力は、なんといっても「切削光輝(せっさくこうき)仕上げ」や「ブラックスパッタリング塗装」といった、特別な表面処理にあります。光が当たる角度によって、まるで高級腕時計の文字盤のようにキラキラと複雑な反射を生み出し、大柄なアルファードのボディに躍動感と強烈な品格を与えてくれるんです。
また、インセットが「+40」というのも絶妙なセッティングです。
これは、フェンダーのアーチに対してタイヤの外側を、法律(保安基準)をきっちり満たしつつ、視覚的に最も美しく力強く見せる「ツライチ」に近い位置に配置するための黄金比と言えます。
メーカー側もただ大きくしているわけではありません。
7.0Jというリム幅に対してオフセット+40を採用することで、内側のサスペンションとの隙間(インナークリアランス)をしっかり確保し、ハンドルを全開まで切ってもどこにも干渉しないように計算し尽くされています。
ハブベアリングへの負担も最小限に抑えられているので、見た目の迫力と車の寿命を両立した、まさに究極の純正デザインなんですよ。
エグゼクティブラウンジ用17インチの利点
「えっ、最上級グレードなのに17インチなんて小さいサイズがあるの?」と驚かれる方もいるかもしれません。
しかし、実はこの「17インチ仕様」こそが、エグゼクティブラウンジのもう一つの真骨頂であり、根強い人気を誇る隠れた名作なんです。
この仕様は、VIPの送迎や長距離の家族旅行などで「後部座席の究極の乗り心地」を最優先したいという、本物志向のユーザーに向けた特別なセッティングです。
- ホイールサイズ:17インチ
- リム幅:6.5J
- インセット(オフセット):+40
- ホール数/PCD:5穴 / 120
- 標準タイヤサイズ:225/65R17
17インチが極上の乗り心地を生み出す理由
秘密は「225/65R17」というタイヤサイズにあります。
扁平率が65という分厚いタイヤ(サイドウォールにボリュームがあるタイヤ)を履くことで、タイヤの中のたっぷりの空気がクッションの役割を果たします。
路面からの細かなザラザラした振動や、段差を越えた時の突き上げを、サスペンションに届く前にタイヤ自身が優しく吸収してくれるのです。
この分厚いエアボリュームのおかげで、エグゼクティブラウンジの豪華な独立シートに座っていると、まるで雲の上を滑るようにフラットで静かな移動空間を味わうことができます。
見た目の迫力こそ19インチに譲りますが、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)の低減効果は絶大です。
さらに実用的なメリットも見逃せません。タイヤの外径が同じでも、ホイールが小さくタイヤが分厚い方が、全体的な重量バランスや転がり抵抗の面で燃費が良くなる傾向があります。
また、雪国にお住まいの方にとっては、高価な19インチのスタッドレスタイヤを買うよりも、17インチの方がランニングコストを大幅に抑えられるという非常に嬉しいおまけもついてくるんですよ。

エグゼクティブラウンジ用19インチと17インチホイールの特性比較スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
ディーラーで入庫拒否される構造的背景
さて、ここまで読んで「よし、デザインの19インチか、乗り心地の17インチか決まった!さっそくディーラーで注文しよう!」と思ったあなた。
ここで最大の難関が立ちはだかります。
実は、Zグレードなどの所有者が、正規のトヨタディーラーに「エグゼクティブラウンジのホイールを取り寄せて付けてほしい」とお願いしても、ほぼ100%の確率で「作業はお断りしています(入庫拒否)」という冷たい対応を受けてしまうのです。
意地悪をされているわけではありません。これには、現代のディーラーが抱える分厚い「制度の壁」があるんです。
電子部品カタログ(EPC)の壁
今の自動車ディーラーの部品発注システム(EPC)は、入庫した車の「車台番号(VIN)」とガッチリ紐付いています。
メカニックがあなたの車の車台番号をパソコンに入力すると、工場を出荷された時に付いていた部品のリストしか画面に出てきません。
つまり、Zグレードの車台番号を入れている限り、システム上でエグゼクティブラウンジの部品を検索・発注することはイレギュラーな操作となってしまい、部品担当者も「その車の本来の純正部品ではないため」と、単体での販売すら渋るケースが多いのです。
製造物責任(PL法)と品質保証の壁
もっと深刻なのが、法律と保証の問題です。自動車メーカーは、「そのグレードに標準装備、またはオプションカタログに載っている組み合わせ」でのみ、車の安全性や耐久性をテストし、保証をつけています。
エグゼクティブラウンジのホイールは、Zグレードのオプションカタログには載っていません。いわば「想定外の部品」です。
万が一、ディーラーが想定外の部品を取り付けて、走行中にブレーキの冷却不足やフェンダーへの干渉などのトラブルが起きて事故になった場合、作業を行ったディーラーが重い法的責任(PL法など)を問われるリスクがあります(出典:消費者庁『製造物責任法の概要Q&A』)。
そのため、各販売会社は社内のコンプライアンスとして、自社基準を満たさない流用カスタマイズを厳しく禁じているのです。

トヨタディーラーが純正ホイール流用作業を断る理由解説スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
結果として、多くのユーザーは「ディーラーがやってくれないならどうすればいいんだ?」と悩み、ネットの海へと解決策を探しに出ることになります。次からは、その具体的な解決ルートについてお話ししていきますね。
40アルファードのエグゼクティブラウンジホイールとディーラー外の選択肢
ディーラーでの正規ルートが事実上閉ざされているなら、諦めるしかないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。
車好きの熱意はいつだって新たな市場を開拓します。ここからは、ディーラーの制約を乗り越えて、憧れのホイールを手に入れるための「二次流通市場(アフターマーケット)」のリアルな実態に迫りましょう。
・新車外しホイールの相場動向と人気の理由
・ブログで知る二次流通市場の賢い活用法
・専用設計の社外品ホイールという選択肢
・まとめ:40アルファードのエグゼクティブラウンジホイールとディーラー
純正ホイールの新品値段と供給の現状
まずは、ディーラー以外のルート(楽天市場などの部品供給業者など)で、純正の新品ホイールを単品で買い揃えた場合、一体いくら掛かるのかという「定価の基準」を知っておきましょう。
現在、ネットに出店している部品供給業者などのデータを見ると、19インチのエグゼクティブラウンジ用アルミホイール(純正品番:42611-V2061)は、ホイール単体1本あたり約50,600円で販売されています。
これを1台分(4本セット)揃えると、ホイール本体だけで202,400円になります。
注意:トヨタ純正ホイールの落とし穴「センターキャップ別売り」
ここで見落としがちなのが、ホイールのど真ん中にはめ込むトヨタマークの「ホイールハブオーナメント(センターキャップ)」です。
社外ホイールならセットで付いてくることが多いですが、トヨタの純正部品は別売りなんです。これが4個セットで約7,880円掛かります。
つまり、「ホイール4本+センターキャップ4個」の新品セットを用意するだけで、ざっくり約219,252円が必要になります。
さらに、これに指定の新品タイヤ(225/55R19)を4本買い揃え、専門店で組み込んでバランスを取ってもらう工賃を含めると……総額は優に35万円から40万円という、とんでもない規模に膨れ上がってしまうのです。
ディーラーで注文しづらい上に、部品商経由で新品をゼロから組むと目玉が飛び出るほど高い。この「八方塞がり」の状況が、次に紹介するちょっと異常な中古相場を生み出しています。
新車外しホイールの相場動向と人気の理由
新品で揃える莫大なコストと手間を避けるため、現在市場で爆発的な人気を集めているのが「新車外し」と呼ばれるカテゴリーの商品です。
ヤフオク!やメルカリといったプラットフォームで、連日熱い取引が行われています。
「新車外し」とは、エグゼクティブラウンジを新車で買った富裕層やカスタム派のオーナーが、納車されてすぐに社外品の22インチ大口径ホイールなどに履き替えた際、不要になって売りに出された純正セットのことです。
走行距離が数キロから数十キロの、文字通り「実質新品」ですね。
ここで、最近の二次流通市場の取引相場を見てみましょう。
| ホイール仕様・状態 | タイヤの有無・付属物 | 実勢取引相場(円) |
|---|---|---|
| エグゼクティブラウンジ 19インチ 新品 | タイヤ無・キャップ別 1本 | 約 50,600 |
| エグゼクティブラウンジ 19インチ 新車外し | タイヤ有(225/55R19) 4本 | 約 245,000 〜 294,800 |
| エグゼクティブラウンジ 17インチ 新車外し | タイヤ有(225/65R17) 4本 | 約 184,900 〜 189,000 |
| ヴェルファイア 19インチ ブラックスパッタ 新車外し | タイヤ有(225/55R19) 4本 | 約 215,800 〜 279,800 |
| エグゼクティブラウンジ 19インチ 中古 (補修用) | タイヤ有 1本単位 | 約 15,000 〜 30,000 |
驚かれたのではないでしょうか?19インチの新車外しセットが、最大で約29万5千円近くという、新品のホイール単体定価(約22万円)を大きく上回るプレミアム価格で落札されているんです。
なぜ新品より高い「新車外し」が飛ぶように売れるのか?
それは、購入者にとっての「圧倒的な利便性と総合的なコストパフォーマンス」です。タイヤがすでに新品状態で組み込まれており、空気圧やバランス調整も完璧に終わっている。
そして何よりセンターキャップも付いている。
つまり、自宅に届いたその日に、ジャッキアップして元のホイールと入れ替えるだけで済む「ポン付け」が可能だからです。

アルファードエグゼクティブラウンジ新車外しホイールのメリット解説スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
ディーラーとの煩わしい交渉で嫌な思いをすることもなく、タイヤショップに持ち込んで数万円の組み込み工賃を払う必要もない。
時間と労力という見えないコストを考えれば、30万円近く出しても「安い、今すぐ欲しい!」と考えるオーナーが多いからこそ、この異常とも言える相場が成立しているわけですね。
ちなみに、乗り心地重視の17インチも約18万円台で安定して取引されており、エグゼクティブラウンジ専用デザインの絶対的なブランド力を証明しています。
また、大きなアルファードはどうしても縁石でホイールを擦りやすい(ガリ傷)ため、修理代よりもオークションで「1本売り」を買った方が手っ取り早いという「補修需要」も活発です。
1本1万5千円から3万円程度で取引されており、賢いユーザーはこういった隙間市場を巧みに利用しています。
ブログで知る二次流通市場の賢い活用法
このように、ディーラーに頼れない現状において、オークションやフリマアプリなどの二次流通市場は、40系オーナーにとって欠かせないインフラになっています。
多くのカスタム系ブログでも紹介されていますが、この市場を賢く活用するための王道ルートがあります。
それは、「部品の調達はネットで自己責任で行い、作業は融通の利く街のタイヤ専門店やプロショップに依頼する」という分業スタイルです。
ディーラーはコンプライアンス上できなくても、民間のタイヤ専門店やカスタマイズショップであれば、保安基準を満たし、耐荷重などの安全性が確保されている純正部品の流用であれば、快く作業を引き受けてくれることが多いです。
彼らはプロの設備(大型のリフトや正確なトルクレンチ)を持っていますから、先ほど説明した「290 N.mの締め付け」や「スタビリンクの調整」も確実に行ってくれます。
ネットで「ポン付け可能」な新車外しセットを落札し、それを事前に相談しておいたプロショップに直送してもらって取り付ける。
これが、現代の高度に管理された自動車産業の中で、ユーザーが合法かつ安全にカスタマイズを楽しむための最も現実的で賢い回避ルートと言えるでしょう。

新車外しホイールを安全に取り付ける3ステップ解説スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
専用設計の社外品ホイールという選択肢
「純正ホイールの高騰にはついていけない」「ネットオークションは傷やトラブルが怖いから新品がいい」……そんな悩みを持つあなたには、第三の道として「社外品(アフターマーケット製品)」という素晴らしい選択肢があります。
40系アルファードへの換装には「PCD120」「M14×1.5ボルト」「高耐荷重対応」という非常に厳しい新基準をクリアする必要がありますが、ホイールメーカー各社はすでに対応製品を続々とリリースしています。
40系に適合する社外ホイールの具体的な選び方や、ツライチを狙うためのマッチングのコツについては、[40アルファードのホイール流用!適合サイズとマッチング極意]の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
特に、冬場のスタッドレスタイヤ用に安く17インチへ「インチダウン」したいという需要に向けて、コスパ抜群の製品が出ています。
例えば、コーセイの「QRASIZ GC36F(クレイシズ ジーシーサンロクエフ)」などは、グロッシーブラックの渋い塗装で、17インチ 6.5J +40、5H PCD120という純正と全く同じ寸法を持ちながら、なんとホイール4本セットで約61,490円という驚きの安さで手に入ります。
社外品選びの最重要キーワード「純正ナット対応」
40系の社外ホイールを選ぶ際、絶対にチェックしてほしいのが「トヨタ純正ナット対応(平座面ナット対応)」という表記です。
一般的な社外ホイールはテーパー角60度の汎用ナットを使いますが、トヨタは伝統的に面で支える「平座面ナット」を使います。
純正ナット対応の社外ホイールなら、わざわざ高価なM14の社外ナットを買い足す必要がなく、純正と同等の強固な力でハブとホイールを締め付けることができるため、安全面でのメリットが絶大です。

40系アルファード用社外ホイール選びと平座面ナット対応の重要性スライド【オートパーツらぼ・イメージ】
さらに予算に余裕がある方には、約30万円ほどしますが、エグゼクティブラウンジの純正センターキャップをそのままカチッとハメられる、専用設計の「鍛造(たんぞう)アルミホイール」も市場に出ています。
強靭で軽く、それでいて「純正の見た目」を崩さないという、まさに大人の富裕層向けニッチ需要を満たす最高級の選択肢ですね。純正の高騰に疲れたら、こうした専用社外品に目を向けるのも大いにアリだと思います。
まとめ:40アルファードのエグゼクティブラウンジホイールとディーラー
さて、長々とお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか。40系アルファード・エグゼクティブラウンジのホイールを巡る状況は、車の進化とコンプライアンスの厳格化が重なり合い、かつてないほど複雑な様相を呈しています。
振り返ると、重要なポイントは以下の通りです。
- 30系の感覚でPCDやボルト径が違うホイールを無理に流用するのは絶対にNG(物理的にも安全面でも不可)
- 足回りの分解整備には「290 N.m」などの超高トルク管理が必要なため、DIYは避けプロに任せるべき
- ディーラーはシステム(EPC)と法律(PL法)の壁により、流用カスタムは原則「入庫拒否」となる
- 解決策として、20〜30万円前後で取引される「新車外し」のポン付けセットをオークション等で狙うのが王道
- 費用を抑えるなら、純正基準を満たした「純正ナット対応」の社外品ホイールという手も有効
憧れのエグゼクティブラウンジの足元を手に入れる道のりは、決して平坦ではありません。
しかし、正しい知識を持ち、信頼できる二次流通の出品者を見極め、融通の利くプロショップという施工パートナーを見つけることができれば、必ずあなたの理想の愛車は完成します。
高い買い物になりますが、タイヤ組み込み済みの純正品質という安心感は、その投資に見合うだけの満足感を与えてくれるはずですよ。
※なお、当ブログで紹介している価格、相場、規定トルクなどの数値データはあくまで一般的な目安です。
オークション相場やメーカー仕様は常に変動する可能性があるため、正確な情報は公式サイトや各種販売ページをご確認ください。
また、安全に関わるカスタマイズや整備に関する最終的な判断は、必ずご自身の責任のもと、専門のプロショップ等にご相談くださいね。
あなたの40系アルファードが、最高のスタイルと乗り心地を手に入れられるよう応援しています!以上、オートパーツらぼのKAZUYAでした。

40系アルファードホイール交換まとめスライド【オートパーツらぼ・イメージ】
